クリニカルコーディネーター体験記
歯科
連休が始まりましたが、皆さんはどんな予定ですか?
あいにくのお天気で残念ですね。。。
さて今回は患者さんとの実際のカウンセリングの一部をお伝えしたいと思います
60代女性
今まで数十年間、下顎の奥歯に入れ歯が入っていました
入れ歯が合わずにお困りで当院に来院されました
この患者さんの主訴は、入れ歯が合わないというだけでした
ところが時間をかけて、ゆっくりお話をお伺いすると
好物の肉が食べれなくなり残念だったこと
食べるものが限られ体重が減ってしまったこと
入れ歯の銀色のバネが目立ち、口を手で隠して笑うようになってしまったこと
そして何よりご主人の前で入れ歯を外したり
水に入れて洗面台に置いておくのが恥ずかしいこと
これらは問診票の記載だけでは知り得ない情報です
そこで入れ歯の新製以外に、入れ歯の無い生活が可能な
インプラントも提案しました
色々とお話しさせていただいた結果
この患者さんはインプラントを選択なさいました
入れ歯の着脱や食べ物の制限から解放され大変満足していただけました
今では体重も増え、ご主人とも旅行も楽しめるようになったそうです
充実した生活のお手伝いができて私達も幸せです
何歳になっても好きなものを食べられることは健康につながります
逆に食べられなければ、体重が減り体力がなくなることもあります
咀嚼が減ると老人性痴ほうのリスクが上がることも分かっています
健康寿命を延ばすには歯の治療が大変重要です